【J2熊本】 クロスの精度高められるか

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クロスに飛び込むMF八久保颯(ビブス)。

 24日のアウエー山形戦前の囲み取材で、池谷友良監督が苦々しい表情を浮かべた。話題が攻撃に移ったとき「相手のマークがいないのに、あのプレーだとね。きついな」と思わず漏らした。

 池谷監督が言及したのは22日に取り組んだ紅白戦の内容。ゴール前で待ち構えるFW陣へサイドからのクロスがピンポイントで合わず、クロスが入ってもいい形でのシュートにはならなかった。「単純に技術が足りない。もっと(クロスの)イメージを作らないと。最後の(シュートの)精度も低い」とばっさり。

 前節、岡山戦ではMF嶋田慎太郎がPKを決めて、7試合ぶりに得点を挙げた。しかし流れの中でのゴールには至らず、攻撃力にはいまだ湿っぽさが漂う。攻撃の活性化でポイントをおくのは、サイドからニア(クロスの出し手側)へボールを蹴り込み、FWがそこに突っ込んでシュートを狙うプレー。今週のトレーニングではそのクロス練習に時間を割いてきたが、ゴールが決まる場面は少なく、習得にはまだ時間が掛かりそう。「ニアに入り込む迫力がまだ足りない」と指揮官。試合日までに少しでも物にしたいところだ。

先週末から完全復帰したGK佐藤昭大。今週はゲーム形式でプレーする姿も見られた。

 左サイドからのクロス供給役を担うDF片山奨典は「前節はいいクロスを配球できなかった」と反省する。「練習を重ねてFWとの意識の共有はできてきている。今週だけではなくこれからも継続して精度を高めるようにしていきたい」と話した。(野島)

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