MotoGPアラゴンGP初日:ペドロサが唯一の2分切り。GP通算4000ポイントに向け好発進

 MotoGP第14戦アラゴンGP、MotoGPクラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで1日目の2回のフリー走行を行ない、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分59秒858で初日総合トップに立った。

 MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目がウエット、午後の2回目もセッション開始直前に再び雨が降り始め、ウエットコンディションとなったが、セッションが進むにつれて路面コンディションは回復していき、全員が2回目に初日のベストラップを記録した。

 フリー走行1回目を2番手で終えていたペドロサは、2回目のセッション終盤にファステストを記録。それまでリーダーボードのトップにつけていたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が2分00秒072で総合2番手に続き、1回目、2回目共に3番手につけたヨハン・ザルコ(ヤマハ)が2分00秒320で総合3番手に続いた。

 1回目にトップタイムを記録したマルク・マルケス(ホンダ)は2回目は4番手に終わり、2分00秒459で総合4番手に。

 総合5番手に2分00秒471でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、総合6番手に2分00秒482でカル・クラッチロー(ホンダ)、総合7番手に2分00秒585でサム・ロウズ(アプリリア)、総合8番手に2分00秒962でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、総合9番手に2分01秒015でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、総合10番手に2分01秒042でポル・エスパルガロ(KTM)の順で続いた。

 アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が2分01秒103で総合11番手、ジャック・ミラー(ホンダ)が2分01秒149で総合12番手、ブラドリー・スミス(KTM)が2分01秒350で総合13番手、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が2分01秒471で総合14番手、ワイルドカード参戦のミカ・カーリョ(KTM)は2分01秒492で総合15番手。

 総合16番手に2分01秒516でスコット・レディング(ドゥカティ)。マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は1回目20番手、2回目17番手と苦戦、2分01秒632で総合17番手となった。総合18番手に2分01秒745でジョナス・フォルガー(ヤマハ)、総合19番手に2分01秒810でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、復帰したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1回目18番手、2回目20番手につけ、2回目に記録した2分01秒917で総合20番手で無事初日を終えた。

 以下、総合21番手に2分02秒077でアレックス・リンス(スズキ)、総合22番手に2分02秒392でティト・ラバット(ホンダ)、総合23番手に2分02秒677でロリス・バズ(ドゥカティ)、総合24番手に2分02秒935でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)の順で続いた。

 ペドロサはアラゴンGPで通算273戦目となり、表彰台を獲得すればチャンピオンシップでロッシに次ぐ史上2人目となる通算4000ポイントを突破する。現在ペドロサは通算3985ポイントとなり、ロッシは通算5724ポイントとなっている。

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