民進県連新代表に本村氏 臨時大会で選出

 民進党県連の臨時大会が23日、横浜市中区で開かれ、新代表に本村賢太郎衆院議員(比例南関東)を選出した。

 本村代表はあいさつで「サポーターと地方議員、総支部長、国会議員が心一つにして戦える政党に立て直したい」と決意を表明。「新党が立ち上がってふらふらする人がいるかもしれないが、(次期衆院選で)全員必勝を期したい」と結束を呼び掛けた。

 この日の臨時大会は、4人の総支部長(衆院議員候補)が欠席した。就任会見で本村氏は「党を出て行こうか迷っている方がいるので引き留めたい」と述べた。

 このほか、臨時大会に先立つ常任幹事会で、県連の衆院選対本部長に牧山弘恵参院議員(神奈川選挙区)、選挙対策委員長に神山洋介衆院議員(比例南関東)を選出した。前代表の後藤祐一衆院議員(16区)は15日、笠浩史衆院議員(9区)とともに離党届を提出し、党本部から除名処分を受けた。代表選には本村氏のみが立候補していた。

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