鈴鹿F1で国歌独唱 横山剣、「この上ない喜び」

 横浜市出身の歌手、横山剣さん(57)が10月8日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われる「F1世界選手権シリーズ 第16戦 日本グランプリ」の決勝前のセレモニーで国歌独唱を行うことが決まった。

 バイクレースに参戦した経験を持つ横山さんは、「6歳(1966年)の時に『グランプリ』という映画を見て以来、F1のとりこになりました。(決勝前に歌う大役は)、シンガーとして、また1人のモータースポーツ・ファンとしてこの上ない喜び」とうれしさを語っている。

 ことしはボーカルを務める音楽グループ「クレイジーケンバンド」が結成20年を迎え、6月にはメンバー総出演の映画「イイネ!イイネ!イイネ!」を公開。9月には、横浜赤レンガ野外特設ステージで1万人を集め、節目のライブを行い、全国ツアーも控えるなど勢力的に活動している。

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