菜の花、大きく育って 児童ら180人種まき 衣笠山公園

 横須賀市小矢部の衣笠山公園で25日、近隣の小学生らが菜の花の種まきを行い、大きく育ち花が咲くことを願った。

 参加したのは、市立衣笠小学校2年生と市立城北小学校1年生、地域住民ら計約180人。子どもたちは同公園内の「上の広場」と「ホタルの里前広場」の花畑など(計約200平方メートル)に種を植えた。

 同公園は「日本さくら名所100選」に選ばれており、約2千本の桜が植えられている。桜の開花時期にピンク色と黄色の“競演”を楽しんでもらおうと、来園者らの協力で約6年前から菜の花を育てている。

 子どもたちは同公園スタッフから開花までのスケジュールなどを教わった後、種をまき、そっと土をかぶせた。城北小1年の女児(7)は「種が小さくてかわいかった。咲くのが楽しみ」。衣笠小2年の男児(7)は「きれいな花が咲いたらいいな」と話していた。

 菜の花は来年1月に開花が始まり、3月に満開になるという。

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