世界大会で「銅」 大貫選手が報告

 7月にポーランドで開かれた世界大会「第10回ワールドゲームズ」のフィールドアーチェリーで銅メダルを獲得した大貫渉選手(23)=横須賀市在住=が25日、同市役所で上地克明市長に会い、大会の結果を報告するとともに、「東京オリンピックに出てメダルを取りたい」と意気込みを語った。

 ワールドゲームズは4年に1度、夏季五輪・パラリンピックの翌年に開催し、「第2のオリンピック」ともいわれる。今回日本選手団は18競技に98選手が出場し、金メダル9個を含む計22個のメダルを獲得した。

 大貫選手は県立追浜高、立教大出身。現在、日本オリンピック委員会の強化指定選手に選ばれ、「くりはま花の国アーチェリー場」(同市神明町)を拠点に活動する。東京五輪出場に向けては「日本で3番に入れば出られるので、まずは確実に3番以内に入っていきたい」と力を込めた。

 意気込みを聞いた上地市長は「楽しみ。ぜひ一度競技を見に行きたい」と話していた。

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