毛穴の開きや黒ずみはファンデーションだけでは隠せない!
毛穴の開きが気になるからとファンデーションやコンシーラーを重ねても、時間と共に余計目立ってしまうのが毛穴トラブルの難しいところ。この毛穴さえ隠せたら……とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
コツさえつかめばメイクで毛穴をカバーすることは可能です。毛穴レス肌で、キレイを叶えましょう。
スキンケアで毛穴トラブルを軽減させる
毛穴トラブルも、軽度であればファンデーショで隠せますが、ひどい場合は皮脂による崩れで、すぐに透けて見えてしまいます。まずは、きちんとスキンケアで目立たなくするのがポイントです。
黒ずみ毛穴は、定期的に電動の洗顔ブラシを使用したり、酵素洗顔やピーリングを行ったりするとだんだん綺麗になります。毎日行うと赤みが出て肌に負担をかけてしまうので、定期的に行うようにしましょう。
開き毛穴やたるみ毛穴には、たっぷりと保湿することが大切。肌にハリとみずみずしいうるおいを与える、コラーゲンやセラミドが配合されている高機能化粧水がおすすめです。炭酸パックも、毛穴がキュっと引き締まるので、定期的なお手入れにプラスしてあげると◎ですね。
「黒ずみ毛穴」を隠すならスティックコンシーラーが便利
鼻は皮脂腺が多い部分なので、一番メイクが崩れやすいパーツでもあります。乳液の塗りすぎは化粧崩れの原因になるので、薄めに塗りましょう。また黒ずみを隠したいからとリキッドファンデーションを厚塗りすると、すぐに崩れてテカテカに。厚塗りは厳禁です。
黒ずみ毛穴対策メイクに使用するアイテム
・皮脂テカ防止効果のある化粧下地(全顔用でOK)
・カバー力のある毛穴カバー用のスティックコンシーラー(スティックコンシーラーは、しっかりカバーしてくれるので、肌に綺麗に馴染む自分と同じ肌色タイプをチョイスして)
・カバー力の高いパウダーファンデーション(リキッドは崩れやすいのでNG!)
黒ずみ毛穴対策メイクのやり方・手順
1:化粧下地を塗ったら、指に薄くコンシーラーを取って、黒ずみ毛穴が気になるところにトントンと塗り込みます。コンシーラーのテクスチャーは固いほうが化粧崩れしにくくカバー力があり、黒ずみもしっかり隠すことが出来ます。
2:パウダーファンデーションをパフにつけ、塗るのではなく、叩き込むように全体にファンデーションをのせます。パールが入ったキラキラ系は、鼻に塗るとテカリに見えてしまうので、マット系がおすすめです。
また、鼻の部分だけパウダーファンデーションではなく、油分を吸着してくれる毛穴用のパウダーを使って仕上げると、さらに崩れにくくなります。
開き毛穴やたるみ毛穴はシリコン系コスメで埋める!
ぱっくりと開いた「開き毛穴」「たるみ毛穴」は頬にできやすく、面積も広いので目立ってしまうトラブル。毛穴の部分を綺麗にカバーして、フラットになれば、3歳くらい若返って見えるので力の入れどころです。
毛穴カバーの部分用下地は数多く出ていますが、下地を使うことでファンデーションより先に毛穴の凸凹をなめらかにする効果があります。ファンデーションだけでカバーしようとすると厚塗りになるだけでなく、時間が経つと毛穴落ちしてさらに悪目立ちしてしまうので部分用下地はマスト! しっかり埋めることができるパテ状(シリコン系)のタイプがおすすめ。
また、毛穴を隠すには本当に埋めて消してしまうだけではなく、「光を使って視覚的に消してしまう」という技もあります。
そこで使いたいのが光の反射効果のあるパウダー。最後に粒子が細かいハイライトパウダーをさっと塗ると光で飛ぶので、毛穴が目立ちにくくなります。ただ、粒子が細かいものを選んで、シワっぽくならないものをセレクトすることが大切です。
開き毛穴・たるみ毛穴に使用するアイテム
・保湿効果の高い化粧下地(開き毛穴は隠れ乾燥で、過剰な皮脂が原因のため)
・シリコン系の部分用下地(透明で固いテクスチャーのもの)
・リキッドファンデーション(パウダーはしわっぽくなるので、頬のたるみ毛穴にはNG!)
・粒子の細かいハイライトパウダー
開き毛穴・たるみ毛穴対策メイクのやり方・手順
1:まず化粧下地を塗ったら、シリコン系の部分用下地を手の甲に取り、指で少しなじませておきましょう。塗り過ぎやムラを防げ、綺麗に仕上げることができます。毛穴に塗る時は、毛穴を埋めるように優しくたたき込んで。たるみ毛穴には、毛穴の向きに逆らうよう下から上に塗ることで、しっかりカバーできます。
2:パウダーファンデーションだとしわっぽくなり、余計に毛穴が目立ってしまうことがあるので、リキッドファンデーションをタッピングしながら優しく塗っていきます。スポンジを使用すると、手よりも毛穴がキレイにカバーできて、表面がフラットに仕上がります。
3:粒子の細かいハイライトパウダーをさっと塗って、光で飛ばせば完成です。
朝のメイクが復活! ティッシュでメイク直し
もしメイクが崩れてしまったら、まずはティッシュで余分な油分を落としてから、カバーすること。ティッシュでオフしても、ファンデーションが全部取れてしまうことはありません。
主に油分を取ってくれるので、後は少しはげてしまった部分をパウダーファンデーションでカバーするイメージです。重ねても厚塗りにならないタイプを選んでくださいね。