秦野の商店集結 衆院選へキャンペーン 投票するとおトクに

 安倍晋三首相が衆院解散を表明したことを受け、秦野市内も一気に総選挙ムードが高まってきた。約30の商店が集まり、投票率向上キャンペーンを企画。秦野青年会議所(JC)もさっそく立候補予定者による公開討論会を準備している。

 キャンペーンは昨年7月の参院選に続き4回目。突然の解散表明を受け、29日まで参加店舗を募集している。投票後に「投票証明書」を提示するともらえるスタンプ台紙を手に各店を回ると「麺類100円引き」「会計から10%引き」などのサービスが受けられる。

 企画したラーメン店主の小野瀬幸弘さん(46)は「秦野の投票率はすごいね、と言われるように頑張りたい」と意気込んでいる。

 一方、秦野JCは同じ衆院17区内の小田原、あしがらの両JCと合同で10月6日、秦野市平沢の市文化会館大ホールで公開討論会を開催する。午後7時半から同9時15分ごろまで。解散ムードの高まりを受けて、21日に会場を押さえたという。秦野JCの担当者は「立候補予定者から直接、政策を聞き、政策本位の選挙になってほしい」と話している。

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