10月に行われる国際親善試合に向け、24名の日本代表メンバーを発表したヴァイッド・ハリルホジッチ監督。
会見は日本サッカー協会のYoutube公式チャンネルで生中継された。
【関連記事】日本代表メンバー発表、川崎DF車屋を招集(17/9/28)
今回は、その代表メンバー発表会見の全文を前編に続きお届けする。
※できる限り口語のまま掲載
ヴァイッド・ハリルホジッチ(日本代表 監督)
センターバック:
吉田 麻也(サウサンプトン/ENG)
昌子 源(鹿島アントラーズ)
槙野 智章(浦和レッズ)
植田 直通(鹿島アントラーズ)
「センターバックのところですけれど、マヤ、昌子、槙野、植田。
槙野はブラジル人に対して非常に良いゲームができたと思います。
そして植田の場合は、先週末のガンバ戦で非常に良いパフォーマンスを見せていました」
守備的ミッドフィールダー:
山口 蛍(セレッソ大阪)
井手口 陽介(ガンバ大阪)
遠藤 航(浦和レッズ)
「守備的ミッドフィールダー。ホタル、井手口、そして遠藤です。昨日の遠藤は右サイドでしたけれど。
今回、長谷部が入っていません。
怪我の問題もありましたので、そういったところも考慮したところです。試合後にいつも心配を抱えていましたので、しっかり治してもらうために今回は入っておりません。
そして守備的ミッドフィールダーのところで、フィジカル的にもパワーをこの代表にさらにつけてもらいたいと思っていますので今回遠藤を入れました。
成長し続けている井手口陽介の姿も嬉しいですね。非常に将来性のある選手だと思います。
攻撃的ミッドフィールダーは3人です。
攻撃的ミッドフィールダー:
香川 真司(ドルトムント/GER)
倉田 秋(ガンバ大阪)
小林 祐希(ヘーレンフェーン/NED)
シンジはゲームには出ているものの、完全に自分のポジションを獲得できてはいません。彼とも話をしたいと思います。
小林祐希はゲームに出続けている選手で、点も最近取りました。
そして、倉田秋。彼はここ最近2試合でまたコンディションが上がっているので、今回リストに入りました。
彼のプレースピードをアップさせる能力や仕掛ける能力は、我々にとっておもしろいと思います」
「右と左のフォワードです。
ウイング:
久保 裕也(ヘント/BEL)
浅野 拓磨(シュトゥットガルト/GER)
乾 貴士(エイバル/ESP)
原口 元気(ヘルタ・ベルリン/GER)
試合にあまりたくさんは出ていないですね。特にゲンキ。
しかし、ゲンキは代表では毎回良いパフォーマンスを見せてくれています。彼を励ます話をしたいということもあり、今回呼びました。
彼は契約の延長の問題で、今クラブであまりゲームに出ていないという状況にあります。
浅野、久保、乾の方が試合に出ていて、点も取ったりしていますね。しっかり彼らにもストライカーとして点を取ってもらいたいです。
今回は本田圭佑が入っていません。彼も怪我をしていた選手です。
彼にはしっかりとコンディションを取り戻してもらいたいということで、クラブで試合に出てもらいたいと思っています。より長い時間出てもらいたいですね。
コンディションを取り戻したら、またメンバーに入ってくるかところを考えましょう」
センターフォワード:
大迫 勇也(ケルン/GER)
杉本 健勇(セレッソ大阪)
武藤 嘉紀(マインツ/GER)
「中央です。大迫、杉本、武藤。
杉本にも、彼を表現する場を与えたいと思っています。
武藤もより試合に出るようになってきました。杉本と大迫とはまた特徴の違う選手です。
今回は岡崎がリストに入っておらず、杉本と武藤にチャンス、機会を与えたいと思ったリストです。
あまり長々と話をしたくはありません。リストの発表は以上にしたいと思いますけれど、2試合とも違ったメンバーで戦うことになると思います。それぞれの選手にチャンスを掴んでもらいたいと思います。
ワールドカップに向けての準備が始まります。ただ不運なことに、それぞれの選手に10回ずつ機会を与えることはできません。
選手たち同士の競争をより激しいものにしてもらいたいと思いますし、ロシアへのチケットを確約できる選手は現時点では誰一人いません。
それぞれがそれを勝ち取らないといけません」