週末以降、10月なのに暑い地域多く 高温に関する情報

高温に関する異常天候早期警戒情報が発表されている地域。出典=気象庁ホームページ

きのう1日までの10日間平均気温は、石垣島で30.0℃(平年差+2.8℃)、宮古島29.1℃(同+2.4℃)など、沖縄では気温の高い状態が続いている。この方面は、今後も気温の高い状態が続く見通しだ。
 
 その他の西~東日本は4日(水)~6日(金)にかけて、気温が平年並みか、平年より低いところもあるが、これも一時的なものとなる可能性が高い。東日本では9月25日発表の3か月予報の10月の見通しに比べ、28日発表の1か月予報では10月前半に暖かな空気の影響を受けやすい予報に変わり、高温の可能性が大きくなっている状況だ。

 さらに、7日(土)からの1週間ほどは、西日本や沖縄・奄美を含めて、気温がかなり高くなる見通しで、気象庁は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
 
 沖縄では最高気温が30℃以上の日が今後も続くと予想されるため、熱中症など体調管理にも注意が必要だ。その他の各地も、8日(日)~9日(体育の日)の日中は、西日本を中心に時期外れの暑さとなる可能性があるため、屋外でのスポーツや作業などは、水分補給や体調の変化に気を配るよう心掛けたい。

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