マグロ一本釣りに歓声 青森・大間で初の見学ツアー 漁の迫力、苦労を実感

津軽海峡に漁船で乗り出し、マグロ漁を見る台湾人観光客。漁師さながらの上下カッパに長靴といういでたち

 函館市戸井地区や松前町とともにクロマグロの産地として知られる青森県大間町で2日、観光客がマグロ漁船に乗り込み、津軽海峡での漁を見るツアーが初めて行われた。台湾人客13人が海峡のまっただ中で、銀色に輝く巨体が釣り上げられる迫力十分の光景に歓声を上げた。マグロ漁を観光資源に―と企画した同町の旅行会社「Yプロジェクト」は「大海原でマグロを追う漁のすごさや苦労を知ってほしい」としている。

 ツアーは訪日客の増加も視野に、「大間マグロ一本釣り漁ウオッチング」と銘打って8月~10月上旬に1出航12万円(今年は最大15人まで。中学生以上)で実施する。今回は台湾の旅行会社が、9月30日から5泊6日で青森県内を巡り「食」を満喫する富裕層向けの旅行に組み込んだ。

 乗り込む船は、はえ縄と一本釣り漁に従事し、遊漁船登録している大間漁協所属の「第58海洋丸」(5トン)。この日は午前11時すぎに大間港を出て、大間崎沖約5キロまで約1時間で往復した。荒波にもまれながらも他の一本釣り漁船がマグロを引き上げる光景が2度見られ、「おー!」と歓声が上がった。

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