男性従業員、部下の育児参加を積極支援「イクボス講座」 住友電装が三重県と共催

 自動車用ワイヤハーネス大手の住友電装(本社・三重県四日市市、社長・川井文義氏)は、三重のイクボスキャラバンとして初めて、三重県と共催の「イクボス講座」を開催すると発表した。

 イクボスとは男性従業員、部下の育児参加に理解があり、積極的に支援する経営者や上司を示す。

 同社は変化の激しい環境下、これまで以上に多様な人材それぞれが最大限の能力を発揮し、生き生き働ける組織運営を重要視。イクボスの存在が必須であると判断して「みえのイクボス同盟」と「イクボス企業同盟」に加盟し、「住友電装 イクボス宣言」を行った。

 今回社内にイクボスを増やす取り組みとして今月23日9時45分から、住友電装本社でイクボス講座を三重県と共催で実施する。

 同講座ではイクボスの考え方を県内に広めるという三重県の施策を踏まえ、同社社員のほかイクボスに関心を持つ企業、団体の代表や担当者も対象とする方針。

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