流行色!ベリーピンク・ベリーレッドの華やかコーデ

果実のようにフレッシュなベリーピンクやベリーレッドが今年の流行色! 派手色が初心者な人でも自然に取り入れられる、着こなしのコツをお伝えします!

実は簡単! ベリーピンク&ベリーレッドを着こなすコツ

この秋冬は、ベリーピンク、ベリーレッドと呼ばれる果実のようなキレイ色に注目! 秋定番のボルドーよりも明るくフレッシュさがあり、見ているだけで気分も上がります。また、大人の女性を華やかにキレイに見せてくれる「美人色」でもあるんです。

果実のようにきれいなピンクやレッドは気持ちも上がります

ただ、派手な色ではあるので「ピンク系は似合わない」「この色を今まで選んだことがない……」と尻込みする方も。でも大丈夫! 合わせ方次第でいつものコーデにすんなり馴染ませられるんです。

アイテム選びに関しては、キレイ色のコートやワンピースはロマンチックでとっても素敵ですが、コスパや着回し面を考えるとやっぱりトップスかボトムスがおすすめ。今回は初心者さんでもトライできる、ベリーピンク&ベリーレッドを着る時のポイントをお伝えしていきます。

トップスにも羽織りにもなるカーディガンならコスパも最高

上まで閉じたり、途中まで開けたり、ボタンの留め方で表情を変えられます

ニットやブラウス、とろみ素材のカットソーなど一枚でサマになるアイテムは多く出ていますが、初心者さんにおすすめしたいのはカーディガン。前を閉じればニット風に、開ければ羽織りになる上、インナーの色でも印象を変えられます。自分にしっくりくる着こなしを色々試せるので、買ってから色の問題だけで「やっぱり似合わなかった……」とタンスの肥やしになりにくいはず。

ボタンを全部留めればクルーネックのニットのように着られます。少しコンサバすぎると感じる時は、ボタンを1、2個開けると首元に抜け感が出てパンツに合うコーデに。

タンクトップや白Tなど、少し覗かせるだけでイメージが変わります

なんだか顔に馴染んでない気がする、もっとカジュアルに着たい、という時は、タンクトップやTシャツなどアイテムは何でもOKなので、インナーに白を着て少し覗かせると印象が変わります。今までにピンクを着たことがない、という人にはこの方がトライしやすいかも。

もう少し寒くなってコートやジャケットなどのアウターを羽織るとき、あえてインナーとしてカーディガンを着て、差し色程度にチラっと覗かせるのも◎。コーディネートのアクセントになってくれます。

ブラックや濃いインディゴブルーなどくすみのない色からトライして

ベリーピンク初心者さんがトップスで取り入れる時に合わせやすいボトムスの色は、にごりのないベーシックカラー。ブラックやインディゴデニムなどハッキリしたカラーだと、清潔感のあるきれいめな印象にまとまるのでおすすめです。

慣れてきたらカーキやベージュ、ブラウンなどの中間色を合わせると、よりこなれたカジュアルコーデに。ベリーピンクは確かに派手色ですが、実はボトムスの色をあまり選ばないので、手持ちのボトムスでも必ず合うものがあるはず。色々試してみて下さいね!

面積の多いボトムスなら自然に女性らしさもUP

ダークチェリーのようなベリーレッドなら挑戦しやすい

インパクトのある色なので、人によっては顔から離れている方が着こなしやすいと感じるかもしれません。パンツ、スカートに関わらず、フルレングスやマキシ丈だと存在感が出過ぎてしまうこともあるので、ミモレスカートやアンクル丈のパンツなどあらかじめ抜け感が備わっている半端丈から試してみて下さい。

ただしこの色自体が女性らしい色なので、スカートではレディライクすぎてデイリーに使いにくい場合も……。スカートとパンツのよいとこ取りな「きれいめワイドパンツ」なら間違いなく使えます。ボトムスは面積が多いので、トータルで見るととっても華やか。自然に女性らしさをUPしてくれます。

ダークカラーではなく明るい色のトップスがおすすめ

主張の強い色なので、トップスにはオフホワイトや、グレー、カーキ、ベージュなどの淡めベーシックカラーを持ってくると優しい印象に。全体もまろやかにまとまるので、失敗なしの色合わせです。

ブラックやネイビーをトップスに持ってくるとシックですが、コントラストがキツく全体的に重たくなりがち。飽きやすい色合わせでもあるので、ダークカラーなら透け素材や、ボーダー、小花柄など、どこかに軽さがあるものがおすすめです。

いかがでしたでしょうか? いつもベーシックカラーだけではつまらない! 時には色の持つパワーを借りて、華やかな気分を取り入れてみて下さいね。

(文:横瀬 真知子)

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