楽天則本が自己最多222奪三振で15勝目、4季連続奪三振王当確でCSに弾み

楽天の則本昂大投手が8日、本拠地でのソフトバンク戦で今季15勝目を飾った。6回を投げて5安打8奪三振無四球で無失点の快投。今季奪三振数を222とし、自己最多記録を更新するとともに、4年連続奪三振王を確実なものとした。

ソフトBはレギュラーシーズン最終戦で黒星

 楽天の則本昂大投手が8日、本拠地でのソフトバンク戦で今季15勝目を飾った。6回を投げて5安打8奪三振無四球で無失点の快投。今季奪三振数を222とし、自己最多記録を更新するとともに、4年連続奪三振王を確実なものとした。

 立ち上がりから快調に飛ばした。初回を3者凡退に抑えると、2回には先頭内川に右前打を許したが、後続3人をピシャリ。3回にも先頭甲斐を味方失策で出塁させたが、失点を許さなかった。5回と6回にはそれぞれ走者を背負ったが、危なげない無四球投球で無失点。6回を投げ終え、89球でマウンドを下りた。

 この日は8奪三振を記録して、シーズン通算222奪三振をマーク。シーズン自己最多を更新し、西武菊池の217奪三振を抜き、リーグトップに躍り出た。4年連続の奪三振王タイトルはとなった。

 力投するエースを打線も援護。ホークス先発武田の前に手こずらされたが、5回に藤田が2ランを右翼へ運び、これが決勝点となった。

 ホークス先発の武田は初回に満塁の危機を乗り越えると、2回から6者連続凡退の好投を披露。4回も走者を背負いながら無失点としたが、5回に藤田に2ランを被弾し、今季4敗目を記録した。打線も武田を援護しきれず。リーグV2こそ果たしたが、レギュラーシーズン最終戦を白星では飾れなかった。(Full-Count編集部)

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