ネパール大地震記録映画「世界で…」復興の姿東北の力に 被災3県で上映

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映画「世界でいちばん美しい村」のワンシーン

 約9000人が犠牲になった2015年のネパール大地震を題材に、被災した村の復興を描くドキュメンタリー映画「世界でいちばん美しい村」の上映会「東北キャラバン」が12~19日、東日本大震災の被災3県の9市町で開かれる。

 映画は、写真家石川梵さんが監督。女優の倍賞千恵子さんがナレーターを務める。108分。

 舞台はヒマラヤ奥地のラプラック村。標高2200メートルにある村は大地震で家屋が倒壊し、孤立する。壊滅状態から復興に向けて歩む過程を14歳の少年の家族などの姿を通じて追い掛けた。美しくも厳しい自然を生きる村人の絆を描く。

 石川さんは地震直後、取材のため村に入り、復興支援として村の実情を内外に伝える映画を製作。今年3月に公開され、全国36の映画館で上映された。

 石川さんは東北の被災地で多くの人に見てほしいと「東北キャラバン」を企画。「ネパールは東北の被災地を支援し、復興を祈ってくれた国。同国の人々の生き方が、東北復興の力につながればうれしい」と話す。

 上映会の後、石川さんのトークと映画のエンディング曲を歌う花巻市出身の音楽ユニット「*はなおと*」のライブがある。

 入場無料。映画上映の日時と場所は次の通り。

 ▽12日午後2時と6時、福島県矢吹町中央公民館▽14日午前10時半、石巻市のIRORI石巻▽同午後5時半、気仙沼市のみゆき国際コミュニティスタジオ・グッパル▽15日午後4時、陸前高田市の広田地区コミュニティセンター▽16日午後4時半、大船渡市の大船渡高・夕星ホール▽同午後6時半、大船渡市営川原アパート▽17日午前10時半、岩手県大槌町の大槌たすけあいセンター▽18日午後5時半、岩手県岩泉町のてどの蔵▽19日午後6時、岩手県葛巻町公民館

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