トピック原発問題

国と東電に再び賠償命令

原発被災者集団訴訟、福島地裁

福島第1原発事故の集団訴訟で国と東京電力の賠償責任が認められ、福島地裁前で垂れ幕を掲げる原告側弁護士ら=10日午後
東京電力福島第1原発=9月4日、福島県(共同通信社ヘリから)

 東京電力福島第1原発事故の被災者約3800人が国と東電に損害賠償などを求めた訴訟の判決で、福島地裁(金沢秀樹裁判長)は10日、国と東電双方に賠償を命じた。全国で約30件ある同種の集団訴訟で3件目の判決で、双方の賠償責任を認めたのは3月の前橋地裁に続き2件目。原告数は最大規模。

 判決は、国が巨大津波の発生を予見でき、事故を回避できたと指摘した。3月の前橋地裁は国と東電に、9月の千葉地裁は東電だけに賠償を命じた。

 原告側は居住地の放射線量を事故前の水準の毎時0.04マイクロシーベルト以下に戻す「原状回復」も求めたが、認めなかった。

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