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熊本都市圏、「世界かんがい施設遺産」登録めざす

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世界かんがい施設遺産登録への取り組みなどを話し合った「熊本連携中枢都市圏」の連絡会議=熊本市役所

 熊本市など県内17市町村でつくる「熊本連携中枢都市圏」の連絡会議は11日、歴史的価値がある圏内の農業用水利施設について「世界かんがい施設遺産」への登録を目指すことを決めた。

 事務局によると、白川流域の渡鹿堰[ぜき](同市)や鼻ぐり井手(菊陽町)など古い水利施設を生かし、観光や農村振興につなげるのが狙い。2月末までに候補地などの調査を終え、3月の申請を予定している。

 既に圏内で認定されている通潤用水(山都町)を含めた観光ルートの策定や、熊本城などほかの歴史的文化財と連携したPR、小学生の学習の場としても活用する。

 同遺産は国際かんがい排水委員会(ICID、本部・インド)が3年前から認定。国内27施設が登録され、県内は通潤用水と「幸野溝・百太郎溝水路群」(湯前町など4町)の2施設。

 連絡会議は熊本市役所であり、各市町村の首長らが出席。公共交通機関の年間利用者数など、具体的な数値目標も確認した。(酒森希)

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