【J2熊本】コーチ陣 勝利へ熱い指導続く

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全体練習後、FW田中達也に指導する久藤清一コーチ(左)

 毎日の全体練習後、多くの選手は居残りで練習を続ける。パス回しやクロス、そしてシュート、それぞれが課題に取り組む。その傍らには必ずコーチの姿がある。

 FW田中達也はここ最近、クロスボールの練習を続けている。ウイングバックでの起用が増え、クロスの精度を求められるようになったからだ。指導するのは磐田やC大阪などで活躍した久藤清一コーチ。田中のキックに対して「いつも同じ球を蹴られるように、フォームを固めよう」と助言。ボールの端をこすり上げる蹴り方から、しっかり当てるようにあらためさせた。

 夏場から不調に陥っていたFW安柄俊には北嶋秀朗コーチが指導にあたる。元日本代表の北嶋コーチはクロスに飛び込んで数々のゴールを決めてきた。自ら編集した映像を安に見せる一方、「ストライカーの目前をボールが横切るのは恥ずかしいこと」と活を入れる。

 9月の山形戦は2人の練習が実を結んだ。田中のクロスを安が頭で合わせ8試合ぶりの勝利を収めた。だが久藤コーチは「いいクロスは1本しかなかった」と厳しい。北嶋コーチも「もっと全員がクロスに対して気持ちを入れないと」とさらに上を求める。勝利に向かって熱い指導はまだまだ続く。(野島弘宣)

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