侮れない100円ショップの器
北欧雑貨のフライングタイガー熱はそろそろ落ちついてきたようですが、その他の100円ショップの食器を久々にじっくり見てみると「侮れない!」が素直な感想です。
仕事柄、色々なショップへも足を運び、作家さんの個展ではいち早く新作をゲット。色々な食器を目にし、手に取りしているので、正直なところ100円ショップに行っても食器コーナーはスルーしていました。
でも、ふとしたきっかけでよく見てみると、「あれっ、これ良いじゃない」とグラスやシンプルな白いココットなどを見つけたので、これはスルーしてはもったいない!と思い直し、いくつかの100円ショップを回ってみました。
●ダイソー
言わずと知れた大型100円ショップ。店舗数も多く買い物しやすいです。カフェ風の白いプレーンな器のバリエーションの幅が広いので、ひとり暮らしや初心者には特におすすめです。
●セリア
ナチュラルテイストのものからカラフルなものまで、ボウルやプレートなど洋風のちょっと可愛いデザインものが豊富な印象です。
●ナチュラルキッチン
その名の通りナチュラルテイストの食器、カゴ、布ものが色々。同じ白でもダイソーのものと比べるとやや黄色みかかってエッジに丸みのある優しい感じです。カゴものが充実しているのでパンを入れたりランチボックス、ギフトボックスとして使うのもおすすめです。
●ONLY1
デットストック物やB級品などを独自で仕入れているということで、雑貨屋さんなどでも見かけるような、こじゃれた可愛い器が見つかります。関西地方にしかないのが残念です。
やみくもに買わず・使わず「選ぶ」がコツ
その他にも、大型店のキャンドゥ、地方限定のお店など、色々とありますね。
100円ショップで食器を選ぶコツとしては、気に入ったものを見つけたらまずは買ってみることをおすすめします。どこも売り切りの商品が多く、また同じものを、と思った時に必ずしもあるとは限らないからです。
そして、いかにも100円ぽく見えない器選びのポイントは、柄物、樹脂製、原色の色使いを避けること。シンプルなカフェ風白やガラスもの、和食器なら居酒屋さん風の物よりも、少しナチュラル感のあるほっこり系を選ぶと、いかにも100円感が出ませんよ。
少々の失敗も気にせずトライできるので、器をいくつか新調して、コーディネートの練習をしてみてくださいね。