ダルビッシュでWS進出王手! 7回途中1失点快投&1打点、ド軍PS怒濤の6連勝

ドジャースは17日(日本時間18日)、敵地で行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に6-1で勝利し、3連勝でワールドシリーズ(WS)進出に王手を掛けた。

カブス戦で勝利投手となったドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

初回に先制ソロ弾許すも2回以降は三塁を踏ませぬ好投、カブスに3連勝

 ドジャースは17日(日本時間18日)、敵地で行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に6-1で勝利し、3連勝でワールドシリーズ(WS)進出に王手を掛けた。先発マウンドに上がったダルビッシュ有投手は、6回1/3を1被弾を含む6安打6奪三振1四球で1失点(自責1)と快投でポストシーズン(PS)2勝目を記録。1988年以来となるリーグ優勝に大きく一歩近づく勝利に導いた。

 ダルビッシュは、初回1死からシュワーバーに先制ソロを浴びるが、2回からは落ち着きを取り戻し、快投を披露する。2回を3者凡退とすると、3、4回は走者を出すも後続を打ち取って無失点。5回を再び3者凡退、6回を打者3人で終わらせ、カブス打線に三塁を踏ませなかった。

 マウンドに戻った7回、先頭ラッセルを空振り三振に仕留めたところで、81球(59ストライク)で降板。頼れる救援陣に託した。

 打線は2回にイーシアが同点ソロを放つと、3回にはテイラーが勝ち越しソロをセンターへ運んだ。5回にもテイラーが左翼線を破る三塁打で1点を追加。6回には2死満塁からダルビッシュへの押し出し四球で1点を加えた。

 ドジャース打線は8回にも、無死一、二塁から暴投と捕逸、代打ファーマーの中犠飛で2点を追加し、勝利を確かなものとした。

 今季メジャー最高勝率のドジャースは、地区シリーズから負けなしの6連勝でリーグ優勝に王手。投打のかみ合った盤石な戦い方で頂点に向かって突き進む。(Full-Count編集部)

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