ドジャースが1988年以来となるワールドシリーズ進出を決めた。19日（日本時間20日）、敵地で行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に11-1と大勝。対戦成績4勝1敗で見事リーグ優勝を飾った。
4勝1敗でリーグ制覇、先発カーショーは6回1失点の快投
ドジャースが1988年以来となるワールドシリーズ進出を決めた。19日（日本時間20日）、敵地で行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に11-1と大勝。対戦成績4勝1敗で見事リーグ優勝を飾った。
昨季ワールドシリーズ覇者カブスを、序盤から打ち崩した。初回にベリンジャーが先制タイムリーを放つと、2回にはヘルナンデスが中堅スタンドいっぱいに飛び込むソロ弾で加点。3回に4連打で1点を追加し、なおも1死満塁の場面では、ヘルナンデスが2打席連続弾となる満塁ホームランを右翼スタンド最前列に叩き込み、一気に点差を広げた。4回にも2点を加えたドジャースは、4回までに大量9点を奪い、試合を決めた。
投げては、エース左腕のカーショーが快投を披露。初回1死からシュワーバーに四球を与えた後、打者9人を連続凡退。4回1死でブライアントにソロ弾を左翼へ運ばれたが、6回を3安打5奪三振1四球1失点（自責1）とし、カブス打線を圧倒した。
7回に2番手としてマウンドに上がった前田健太投手は、わずか10球で3者凡退に仕留める完璧救援で勝利のリレーをつないだ。9回にはヘルナンデスが3本目の本塁打となる2ラン。この試合7打点と圧巻の活躍を見せた。
シリーズ初戦からカブスを圧倒し続けたドジャースは、最後も今季を象徴するような圧勝で昨季覇者を下し、待望の29年ぶりリーグ優勝を決めた。（Full-Count編集部）
