住友電工とNTTドコモ、高度運転支援への実証実験開始

 住友電工とNTTドコモは19日、高度運転支援の実現に向けて次世代移動通信で交通データを活用する実証実験を開始したと発表した。第5世代移動通信方式を用いて自動車や道路、建造物などに搭載したセンサを活用し交通状況のリアルタイムな情報収集・解析を行う。

 実証実験は住友電工横浜製作所のテストコースにセンサを設置。NTTドコモの基地局と端末を搭載した自動車などを持ち込んで実施する。実験ではセンサから自動車や歩行者、道路状況などの周辺環境のデータを収集して解析。広範囲な交通状況を迅速に把握する。実証実験の結果は11月9日から東京都江東区の日本科学未来館で開催されるイベントで発表される。

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