シーズン終えたマー君がファンに感謝のメッセージ
ポストシーズンでヤンキースを牽引する投球を見せた田中将大投手。レギュラーシーズンでは渡米後4年連続の2桁勝利となる13勝(12敗)をマークする一方、防御率は自身初の4点台(4.74)と安定感を欠く試合もあったが、プレーオフでは3登板で2勝1敗、防御率0.90と圧巻の投球を見せた。チームはア・リーグ優勝決定シリーズで惜しくもアストロズに競り負け、2009年以来となるワールドシリーズ進出を逃したが、右腕はその価値を高める結果となった。ポストシーズン敗退直後から早くも来季の去就が現地で話題となったことからも、注目度の高さがうかがえる。
世界一になるために― WBC優勝メンバー馬原孝浩氏が語る「精神的支柱」の必要性(侍ジャパン応援特設サイトへ)
2014年にヤンキースと7年契約を結んだ田中は4年目を迎えた今オフ、オプトアウト(契約破棄)の権利を持っており、行使すれば、フリーエージェント(FA)となって新たな契約を模索することができる。MLBの規定により、オプトアウトするか否かはワールドシリーズ終了から3日以内で決断しなければならない。田中はアストロズに敗退後、熟考する姿勢を見せていた。
そんな右腕は23日、自身のツイッターとインスタグラムでファンに対して感謝の気持ちを英語と日本語で綴った。
「シーズンを通して素晴らしいサポートをありがとうございました! 今シーズンの旅路は皆さんのサポートがなければ可能ではなかったです」
残留求める声多数「オプトアウトしないで」「来季いなければ、とても寂しい」
その言葉には多くのファンから反応が寄せられており、残留を訴えかける声も多く上がった。以下にその一部を紹介したい。
「ありがとうマサヒロ! 私たちはあなたを愛している! どうか残留して」
「ポストシーズンの活躍をありがとう。オプトアウトしないで」
「君がベストだよ、マサヒロ! どうか残ってくれ!!」
「今シーズンのハードワークをありがとう、マークン! これは単なる始まりに過ぎない。ベストな部分はこれからだよ!」
「ありがとう、マサヒロ。今シーズンは見ていてとても楽しかった。ポストシーズンのあなたの感銘的なパフォーマンスは絶対忘れない。幸運を」
「もし2018年シースンにあなたがいなかったら、とても寂しくなる」
「マイアミマーリンズファン:ありがとう、マサ。マイアミで待っているよ」
「ヤンキースに残って!」
「あなたが一番だよ、マサヒロ!!!!! ヤンキース一員のままでいて」
「ヤンキースに残ってくれますように、あなたは素晴らしい先発ピッチャーだ!!」
「あなたは素晴らしい! 残ってくれますように」
「行かないでくれ、マサ」
残留を求める声は、現地のファンから評価されている証しでもある。現地のヤンキースファンからの訴えは果たして右腕に届くのか。右腕の決断が注目される。
(Full-Count編集部)