災害や犯罪から身を守るすべを親子で楽しみながら学ぶ「藤沢防犯防災フェスタ」が22日、藤沢市辻堂新町の「湘南モールフィル」で開かれ、多くの親子連れや買い物客が訪れた。
地域の企業や大学でつくる実行委員会の主催で4回目。防犯教室や防犯教育推進講座が行われたほか、ジュニア防災ミニ検定なども行われた。
講演した元横浜市消防局幹部は、災害発生後にトイレの不便さから飲食を控えて命を落とす事例を紹介し「非常用トイレなど、災害時に安心して使用できるトイレの確保は、命を守るのに重要」と話していた。
また、避難所での手習いコーナーの「風車手づくり教室」や「折り紙教室」なども人気を集めていた。
実行委員長の河野英一さんは「異常気象などの影響で被害が大きくなっている。訓練に参加すると自分自身の身を守るのに役に立つ。機会を捉えて参加してほしい」と呼び掛けた。