倒木や陥没 神奈川県内に台風の爪痕

 23日午前7時ごろ、小田原市城内の小田原城址公園で、高さ約10メートルのケンポナシの木が倒れているのが見つかった。

 小田原城総合管理事務所によると、台風21号の強風の影響で倒木したとみられる。木は電線の上に倒れ、重みで電線を支えるコンクリート製の電柱も折れた。園内の通路は同8時ごろから一部通行止めとなり、通路に隣接する「こども遊園地」は休園した。倒木は24日に撤去される予定だが、遊園地の再開は未定。

 同事務所は「天守閣や遊園地の運営に支障がないよう、できるだけ早く復旧できれば」と話した。

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