もはやリーダーの風格…吉田麻也、WBA戦の勝利から熱いメッセージ

『Daily Echo』は24日、サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也のインタビューを掲載した。

先週末にWBAとの試合を行い、1-0で勝利を収めたサウサンプトン。途中投入のソフィアヌ・ブファルが素晴らしいゴールを決め、3ポイントを獲得した。

フル出場で勝利に貢献した吉田麻也は、ブファルのようなサプの選手がクオリティを見せることがチームに好影響を与えると語った。

吉田麻也 「ベンチに座っていた選手が出てきて、そのクオリティを見せた。それは他の選手に向けてのメッセージになる。

誰もが感じるだろう。『ゴールを決めなければ』と。そういうものを見せなければいけないと思う。

このような戦いにおいて、今日ブファルが見せたようなものを我々は必要としているよ」

【次ページ】「苦しんできた選手がクオリティを見せたことは嬉しい」

吉田麻也 (ブファルとレッドモンドの起用については)

「それが監督のプランだった。試合前にも練習の後にも、彼とは話していた。

我々は攻撃的なサッカーをし、試合を支配した。違いを作るためにレッダーズ(レッドモンド)とソフィアヌ(ブファル)を入れた。

後半はオープンになり、中盤に多くのスペースが生まれた。彼らのような選手にスペースを与えれば、何かができる。

それが監督が求めたもので、ソフィアヌはクオリティを見せた。

彼が今季とても苦しんできたことは知っている。しかし、我々には選手間でのいい競争があるし、彼の活躍は嬉しいよ」

(ブファルは9試合で1回しかスタメンがなかった)

「彼はベンチに入るときもあれば、入れないときもあった。我々はとても多くの選手を持っているからね。

それはセンターバックだけではなく、全てのポジションでね。

誰かが入ってきてクオリティを見せることには、僕は本当に満足しているよ」

【次ページ】「毎週プレーできれば、どんどん自分を追い込める」

吉田麻也 (ニューカッスル戦では2失点した。それからは何をした?)

「今週はミーティングがあった。そして、監督はピラミッドについて話したんだ。基盤がなければ、頂点を作ることは出来ないとね。

我々がとてもソリッドな基盤を作る必要があったことは間違いない。そして、守備の面ではとてもいい基盤を作っていた。しかし今、同時に攻撃を構築する必要があるね」

(サウサンプトンは久々の勝利だったね?)

「最後の試合の後、我々はポイントを必要としていた。インターナショナルマッチウィークに入る前に、出来るだけね。

なぜなら、それが空けた後はとても厳しいスケジュールが待っていたからだ。

満足しているが、細かい部分で多くの改善が必要なのは明らかだ。特に、もっと大きなチームと戦った時には、そのツケを払うだろう。

僕個人としても改善が必要だし、チームとしても攻撃で成長しなければばらない。無失点を続けていかなければ。一試合では十分ではないよ。

今日は多くのチャンスがあった。そして、それを決めなければならないと感じた。

僕は細かいところを改善させたい。クリアをする代わりに、ボールをコントロールして再開させる。そういうところだ。

もっと成長したい。毎週プレーできるのはいいことだと思うし、もっと良くなると感じている。

選手としては、それは本当にいい感覚だよ。継続的にプレーし、どんどん自分を追い込んでいける。フィジカル的にも、メンタル的にも、素晴らしい状況だ」

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