毎朝、部屋の中で散らかりの基礎を築いていませんか?
平日、あなたの朝はどんな風ですか? けたたましい目覚ましの音に起こされ、渋々起きだすものの、夕べの夜更かしで頭はボーッ、コーヒーを入れるのもやっと……? あるいは、朝食やお弁当作りと洗濯を同時進行させ、バタバタと家族を送り出す頃には、すでに一日の半分のエネルギーを使ってしまっている?
1分でも長く寝ていたい、やることが山のようにある朝に、ゆとりを持って行動することって、なかなかできませんよね。でも、そんなゆとりのなさが、家の中の散らかりの基礎を築いていることに、気がついていますか?
脱いだパジャマはどこに置く?
ここで質問です。あなたの今朝脱いだパジャマ、今どこにありますか?
・ベッドの上
・椅子の背
・どっかその辺
1~3のいずれでもなく、決まった場所にきちんとたたんで置いている人(または、毎日洗濯している人)のお部屋は多分、スッキリと片付いていると思います。
問題は3の人。脱いだパジャマの置き場を思い出せないということは、今夜寝るとき、それを発掘しなくちゃならないんですよね? 大丈夫?
パジャマの定位置を決めよう!
パジャマ置き場が決まっていないと、朝から家の中が散らかりやすくなってしまいます。この小さな散らかりが、一日の散らかり始めの基礎を築いてしまうのは、帰宅直後、ついついその辺に置きっぱなしにしているバッグと似ています。
朝イチからさっそく散らかすというこの習慣をやめて、「パジャマ置き場」を決めましょう。
カゴ
おすすめは「カゴ」。お部屋の決まった場所に置いたカゴにぱさっと放り込んでおくだけでもOKです。パジャマ以外のモノを入れちゃダメですよ! たちまちガラクタがたまり出しますよ!(経験者)
バッグ
また、収納の扉裏に粘着フックを貼り、布袋に入れちゃうのもおすすめです。場所をとらず、目立たなくてイイんです。
たたむだけ!
そんなことまでしなくても、「布団をととのえたベッドの上に、きちんとたたんで重ねておく」だけでも十分。この、「たたねて重ねる」ことがポイントです。たたむ時間は、私が実際計ってみましたが、裏返りを直しつつ、上下で20秒でした。20秒で、散らからない部屋への第一歩。どうです、やってみませんか?
パジャマをたたんで、デキる大人に!?
脱いだパジャマをきちんとたたんで片付けられる子供って、お勉強もできるようになるんですって。大人の私たちも、(たたむまではいかなくても)パジャマの定位置を決めてそこに置くようにすれば、家事や仕事もはかどるようになるかもしれませんよ。
何より、家の中が散らかりにくくなり、片付けやすくなるのでおすすめ!