【MLBプレーオフ】ドジャースが敵地で意地 9回に若手打者爆発、ベリンジャーV打で2勝2敗タイ

勝ち越しタイムリーを放ったドジャース・ベリンジャー【写真:Getty Images】

バーンズの右犠飛、ピーダーソンの右中間3ランで一気に5点勝ち越す

 ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地で行われたアストロズとのワールドシリーズ第4戦に6-2で勝利した。今季デビューしたばかりの22歳ベリンジャーが同点ホームと決勝二塁打を放つ活躍で、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

 一進一退を繰り広げる拮抗した試合展開だった。ドジャース先発ウッドは得意のカーブを巧みに織り交ぜた投球で、2四球を与えながらも6回2死までノーヒットノーランの快投を続けた。だが、ここでスプリンガーにこの日初安打となる先制ソロを左翼席に運ばれ、降板した。

 だが、直後の7回1死。同じく好投していたアストロズ先発モートンから、ベリンジャーが左翼への二塁打で出塁。すると、2死後にフォーサイスが2番手ハリスから中前打を放ち、二塁走者だったベリンジャーが同点ホームを踏んだ。
 
 そして迎えた9回。アストロズ守護神ジャイルズから先頭シーガーが中前打を放つと、続くターナーは四球で無死一、二塁の好機を迎える。ここで打席に立ったベリンジャーは、1ボールからの2球目を強振。鋭い打球は左中間への勝ち越し二塁打となった。なおも1死満塁の絶好機でバーンズが右翼へ犠飛、さらに2死一、三塁からピーダーソンが右中間へ3ランを叩き込み、勝利を確かなものとした。

 5点リードで迎えた9回裏は、守護神ジャンセンがプレグマンにソロ弾を被弾したものの、その1失点のみに抑えて勝利。対戦成績を2勝2敗のタイとし、第6戦から戦いの舞台を本拠地ドジャースタジアムに戻すことを決めた。

(Full-Count編集部)

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