1月にも退団?エジルの後釜となる候補8名

『Mirror』は、「アーセナルでメスト・エジルの後釜となる可能性がある8名の選手たち」という記事を掲載した。

今季限りでアーセナルとの契約が満了になるエジル。かつて師弟関係であったモウリーニョが率いているマンチェスター・ユナイテッド移籍を希望していると専らの噂だ。

1月のマーケットでも退団を画策しているとも言われており、すでに状況は逼迫しているようだ。

もしエジルが退団した場合、アーセナルはその後釜として誰を獲得するのか?

ユリアン・ドラクスラー(PSG)

このドイツ人MFは常にアーセナルにとって前向きなターゲットであると示唆され続けている。

ヴェンゲルは彼が10代の頃から追いかけており、夏には仮の問い合わせもおこなったと言われている。

現時点で彼はPSGに残りたがっているが、1月には変化するかもしれない。フランスのビッグクラブで、彼はどれだけプレーできるだろうか?

ドラクスラーはPSGでの立場が悪化している。ネイマール、そしてエンバッペの存在だ。また、ドラクスラーはセアド・コラシナツと仲が良い友人である。

まだ23歳だ。ポテンシャルを考えれば、バーゲンになり得る。彼はエジルと同じだけのアシストは出せないだろうが、よりゴール前で脅威となるだろう。

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エミル・フォルスベリ(RBライプツィヒ)

もしヨーロッパのアシストキングを置き換えなければならないのなら、何か違った資質を持つ選手を持ってくることが最善の策だ。

そして、エミル・フォルスベリはそういう存在だ。彼は昨季素晴らしい活躍を見せ、チャンピオンズリーグ出場に貢献した。

マンチェスター・ユナイテッドも強く関心を持っていると言われるスウェーデンの俊英。しかし今夏はライプツィヒが売却を拒否した。

しかしながら、シーズン終了までの間に移籍する可能性は期待されている。

ナビル・フェキール(リヨン)

リヨンのプレーメーカーは、ヨーロッパで最も話題に上がる司令塔の一人になってきた。

フェキールは今季のスタートで素晴らしい調子を見せている。7ゴールを決め、4アシストを提供。昨季のチャンピオンであるモナコを破り、エヴァートンを沈めるPKも決めた。

24歳の彼の価格は瞬く間に上昇しており、レアル・マドリーも関心を強めているとも言われる。

ジネディーヌ・ジダンは彼のことを賞賛しており、「ナビルは素晴らしい選手だ。技術的に印象深い」と評価する。

【次ページ】以前から関心…

トマ・レマール(モナコ)

アーセナルは夏のマーケットで彼の獲得に近づいた。入札額は9000万ポンド(およそ124.15億円)に迫っていたという。

モナコはそれを受け入れたが、レマールが移籍を拒否したことによって破談となった。ただ、アーセナルはまだ彼の獲得に熱心である。

アレクシス・サンチェスを置き換える選手として見られているが、ヴェンゲル監督は彼により中央で働いて欲しいと考えている。

レマールに対してはリヴァプールも関心を持っていると言われ、バルセロナからの連絡もあるとも。

リヤド・マフレズ(レスター・シティ)

このアルジェリア人アタッカーも、アーセナルが今夏のマーケットで関心を持っていたと言われる選手の一人である。

ヴェンゲル監督はマフレズのプレーを気に入っていると明かしているが、彼は夏のマーケットで移籍することを拒否したという。

しかしメスト・エジルが退団した場合、ヴェンゲル監督はクリエイティブなマフレズを後釜として考えるかもしれない。

マフレズはレスターでの優勝で力を証明している。ゴールも決められるし、アシストも提供できる。

【次ページ】実績ある司令塔?

ハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)

このコロンビア人アタッカーは、レアル・マドリーから2年ローンでバイエルンに移籍したばかりであるが、状況は急速に変化している。

ハメスはカルロ・アンチェロッティ監督によってクラブにもたらされたが、指揮官はすでに解任されてしまった。

ハインケス体制となったクラブで彼はベンチに座ることになり、すでにドイツからスペインに戻ることに前向きであると伝えられる。

もし何かが起こるのであれば、このクリエイティブなアタッカーはエジルの代わりになるだけの力が十分にある。

ミラレム・ピャニッチ(ユヴェントス)

このボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFは、イタリアでの大きな成功を受けてアーセナルからの関心を受けているという。

彼の成績はすでにエジルの後釜足り得ることを証明しており、ユヴェントスでもすでに5アシストを記録している。

ただ、この27歳の天才MFは2021年までユヴェントスと契約を結んでおり、獲得するのは難しいものだ。

【次ページ】怪我さえなければ…

ジャック・ウィルシャー(アーセナル)

マジな話だ。

ヨーロッパリーグでのプレーで幾つかの印象を残したウィルシャーに対しては、アーセナルのファンから先発起用を求める声も上がっている。

怪我から復帰した彼が万全の状況になったのならば、エジルの後釜という役割を任される未来も決して夢物語ではない。

エジルは調子とモチベーションを欠いている。復活に燃えるウィルシャーは間違いなく試されるに値する。信頼してやれば、一定の貢献はしてくれるだろう。賭けてみる価値はある。

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