パナソニック、神鋼グループの銅管など安全性確認

 パナソニックは神戸製鋼所グループから調達した銅管やアルミ材料などの安全性を確認した。これまでに神戸製鋼グループが品質データを改ざんした銅管やニッケル―銅合金管、アルミ材料、銅条、ターゲット材を購入。現在までに「性能や信頼性について問題がないことを確認した」(同社)としている。

 銅管は家庭用ヒートポンプ給湯器やルームエアコン、業務用パッケージエアコンに使用。ニッケル―銅合金管は業務用空調の吸収式冷凍機で用いられている。またアルミ材料はルームエアコンで、銅条はリレー部品や半導体の一部でそれぞれ使われている。ターゲット材はブルーレイディスクの反射膜の材料として調達されていた。

© 株式会社鉄鋼新聞社