ウェザーニューズのポールンロボに見る、センサー設置ロケーション確保のヒント 

ウェザーニューズが来春の花粉シーズンに向けて、花粉観測機「ポールンロボ」の設置者募集を開始しました。

花粉観測機“ポールンロボ”の設置者を募集開始 | Weathernews Inc.

花粉観測機ポールンロボ(図版出典: https://jp.weathernews.com/news/19529/)
ポールンロボ設置イメージ(図版出典: https://jp.weathernews.com/news/19529/)

ウェザニューズは会員利用者(サポーター)からの情報提供を加味した独自の情報提供を行っています。スマートフォンアプリから自身の体感に基づく空模様報告「ウェザーレポート」から始まり、ボールンロボのようなセンサーも会員が提供するロケーションに設置して観測を行っています。

防災・減災のためのIoTセンサー設置にはロケーション確保が重要な問題となりますが、目的(花粉飛散量の予測)と効用(自宅周辺の花粉飛散量予測が提供される)が明確であれば、無償協力者は出てくるという良い例です。

観測地点が増えることで、精緻な予測が可能になることもウェザーニューズの予報は実証しています。2013年冬、大雪予報の精度向上にサポーターからの情報提供を活用している事例を、WirelessWire Newsで取材しました。平時でもデータを収集するための工夫など、防災・減災のためのシステムづくりに活かせるヒントが多数聞けたインタビューでした。少々古い記事ですが、ご紹介します。

[400万人のサポーターが支えるウェザーニューズの天気予報
(WirelessWire News 2013.2.15)](https://wirelesswire.jp/2013/02/35548/)

© 板垣 朝子