日本冶金工業の17年4~9月期連結決算、最終赤字2.7億円

熱延火災影響47億円

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 日本冶金工業の17年4~9月期連結決算は売上高527億9300万円で前年同期比1・4%減、経常利益5億1千万円で同50・0%増、最終赤字2億7800万円(前年同期は3億2900万円の利益)、中間配は見送り。5月14日に発生した川崎製造所熱延工場の火災影響は営業損失40億円、特別損失7億円。

 単独業績は経常赤字7億3300万円(前年同期は3億5千万円の赤字)、最終赤字13億5900万円(同2億1300万円の赤字)。

 原料コスト上昇、同業他社への熱延委託などによるコスト上昇、ステンレスと高機能材の販売数量減を原料コスト製品価格上昇と子会社収益増でカバーし切れず営業減益だが、為替差益や支払利息減で経常増益。

 7月末の前回予想は経常赤字6億円、最終赤字18億円としたが、主原料のニッケル価格上昇による在庫評価益などで利益は上振れした。

通期経常益予想23億円

 未公表だった通期連結業績予想は売上高1150億円、経常利益23億円、純利益12億円とした。期末配当は未定。通期単独予想は売上高940億円、経常利益10億円、純利益2億円。