絶品アラ料理を味わって

 平戸市の冬の味覚で「幻の高級魚」と呼ばれるアラ(クエ)料理を楽しめる「平戸天然あら鍋まつり」が1日、市内計12の飲食店や宿泊施設で始まった。12月30日まで。

 主催する平戸観光協会などによると、同市は全国でも有数のアラの水揚げを誇り、11~12月が旬。大物になると体長約1.5メートル、重さは約40キロにも及ぶ。美肌成分とされるコラーゲンを多く含み、ぷりぷりとしたうま味が鍋いっぱいに広がるほか、雑炊も楽しめる。

 まつりでは各店・施設でアラ鍋を提供。1人前3500円(税込み)から味わえる。ほかに刺し身やてんぷら、しゃぶしゃぶなども用意。施設によっては予約が必要。

 来年1月下旬からは、ヒラメのしゃぶしゃぶや刺し身などを提供する「平戸ひらめまつり」が開幕。同協会は「平戸は秋から冬にかけ魚が特においしくなる。高級魚の魅力を気軽に味わって」としている。

 問い合わせは同協会(電0950・23・8600)。

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