うっかりはNG!女性に言ってはいけない4つの言葉

目は口ほどにモノを言いますが、口も言い過ぎると目よりもモノを言ったりするものです。

普段、何の気ナシに使ってる言葉。場合によっちゃあ、相手を傷つけてたり、逆に嫌われていたりすることがあります。それが意図的にエスな感じで成立していればハッピーですが、そうでないと口説こうにも口説けず、付き合ってても他に行かれそう。

そんなことばっか考えてたら被害妄想になって、恋愛めんどくせーし結婚とかどーでもいいやってなりそうですが、気づかず使い続けて一生終わるよりは、まだマシってことでこのあたりは押さえましょうというのを並べてみました。ま、ホントは逆バージョンだったらいくらでも出てきすが、それはオイといて、女子向けいきましょう。もちろんリアルなヒアリングから集まったネタです。

「メシどこ行く?」

南国エキゾティックなクミちゃんは、ちょっと気になってた男子にゴハン誘われて、どうしようかと思ったけど、オゴリだしいっか、って出向いたそうです。待ち合わせのカフェにつくと、もうカレが待っててコッチコッチと手招き。先に来てたんだ今日は何メシかしらなんてワクワクしてたときにカレから云われた一言がコレ。

>今日メシどこ行く?

何が問題なんだろうと思った方。アウツですアウツ! どこがってそりゃあもちろん、予約がなかったからですよ。彼女から誘ってきたのならまだしも、コッチから誘っといてどこも取ってないってそりゃないでしょ。

コレ便利なんだよって携帯検索もいいかもしれませんが、出たとこ勝負で奇跡的なセッティングできるのは、オヤジだけに許されるワザ。それこそ長年の投資がいるわけですから、ここはキッチリ段取っとかないとあきまへん。オヤジは彼女から誘われたって一応軽く押さえといたりしますから。てことで、誘う前から妄想予約しとくぐらいの勢いでラテンはいきましょーね。

「オレのことどう思う?」

>ケイコさあ、今日でゴハンも5回目じゃん。

>だからなーに?

>それでオレのことどう思う?

>ど、どう思うって……

引きます。この想定、この後カレ的には、ケイコに好きよってプラスのことを言ってもらった上でさらに、つきあおーよ俺たちみたいな告白段取り系とでも言いましょうか、律儀な流れが想像されます。つまり、確認しながら前に進めるワケですから、多分に自信のなさが滲んでくるわけです。となると、彼女的にはドンだけ弱いんだオマエって思いますから、引かれるのも無理のないところ。

たまたま、あーなんて可愛いんだろう、こういう男子を待ってたのなんてのは、プレイに近いレアケースです。統計でも黙殺されるはず。てことで、言っちゃいけませんこんなセリフ。言う前に直球で口説きましょう。でも上手く行ったそのベッドで直後に同じ事聞いたらもっと引かれますからね。

「あれ? 太った?」

>キヨミちょっと太った?

>え……そ、そう?

直感で思っても、一拍置かないといけません。彼女は気づいていても自覚がなくても、はたまた太ってないこともあるわけですし、とにかくフィジカルを触るのはやめましょう。せいぜい、やせた?とか、縮んだ?とか、なんか雰囲気変わった?とか、婉曲話法がグッドです。

いちおう応用編として、もう最近私太っちゃってやんなっちゃうの分かる?なんてふられたら、どの辺が?なんていいながら摘んでみたりしてコミュニケーションもいいですが、王道は眉一つ動かさず、「大丈夫、おれデブ専だから」って言い切って抱きしめるのも素敵です。

キモは攻めながら守るフォーメーションを維持すること。守りだけに入ったり弱気になったらやられます。アドバンテージを常にキープしましょう。

「好きだよ」

>潤、好きだよ。

>ほんと? ヒロシあたしもぉ!

なんて、妄想はオヤジだけにしときましょう。てのも、この言葉はナイーブ男子的には大事な一言じゃないですか。カノジョへの気持ちが盛り上がってマックスになって、プーケットのサンセットがピンク色に変わるぐらい胸が締め付けられるようになって初めて、口から絞り出すセリフのはず。それゆえおいそれと扱ってしまっては、もったいないってモノです。

ましてや、会ってすぐゴハン食べてていきなり女子に好きだよなんて浴びせかけたって、ホント? 嬉しい、なんて笑顔の裏側で、アンタわたしの何がわかってんの?なんて毒づかれてっかも。

あ、また被害妄想モード気味になりましたが、なんにせよこの言葉は大事な武器。そんな事云わなくても口説けるのが健全な結婚前提男子のハズですから、言葉より態度と段取りでココロを伝えましょう。なんて、オヤジはすぐイッちゃう、いや言っちゃいますが。

(文:橋本 明彦)

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