暖かい“立冬” 暦通りとはいかず あす8日は曇りや雨

7日午前9時頃の東京・台東区の山茶花。撮影:高橋和也

きょうは二十四節気の“立冬”だが、最高気温は北日本を中心に平年を大幅に上回る見込み。東~西日本でも、上着が要らないくらいの暖かさとなりそうだ。ただ、天気は西から下り坂で、あす8日(水)は北日本を中心に荒れた天気となるおそれがある。

昼間は薄着で過ごせる

 7日昼前の段階で、西日本は湿った空気の影響ですでに雲が広がっている所がある。一方、東日本は午後も日差しが多く、北日本を含めて気温が高めとなりそうだ。特に北日本では平年を5℃以上、上回る所がある見通し。

【7日の予想最高気温(平年差)】
 札幌 18℃(+6.9℃)
 青森 20℃(+6.5℃)
 仙台 21℃(+5.4℃)
 東京 22℃(+4.0℃)
 大阪 22℃(+2.4℃)
 金沢 23℃(+5.5℃)
 静岡 24℃(+4.1℃)

8日にかけて 北日本・北陸は雷雨注意

 西日本は湿った空気の影響で、7日夜には九州南部や四国の一部で雨が降り出す所がある。8日は日本付近を低気圧や前線が通過する影響で、西日本や東海地方は午前中を中心に雨が降りやすい。また、前線の南側では暖かく湿った空気が流入し、大気の状態が不安定となるため、北日本や北陸では8日昼頃から急な強い雨や落雷、突風に注意が必要となりそうだ。

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