胸のバッジは渡さない!連覇を狙うドイツ代表がW杯ユニフォームを発表

6日、ロシア・ワールドカップ優勝候補のドイツ代表が新しいユニフォームを発表した。

前回大会王者が狙うはもちろん連覇。過去にイタリア代表とブラジル代表が2連覇を達成しているが、1962年大会以降は現れていない。もしドイツが優勝すれば56年ぶりの2連覇であり、史上3チーム目となる。

Germany 2018 adidas Home

今回のデザインは、1990年イタリア大会を無敗で優勝した西ドイツ代表ユニフォームへのオマージュ。ギザギザのグラフィックは当時のそれを反転させた格好となっている。

1990年大会当時のグラフィックはドイツ国旗色の3色だったが、今回はモノクロームでスタイリッシュな雰囲気に。

背面の首元には「チーム」を意味する代表チームの愛称“Die Mannschaft”をプリント。

胸の中央には、前回大会王者の証となるチャンピオン・エンブレムをプリント。

パンツはブラックを基調にエンブレムをプリント。ソックスの前面にはドイツサッカー連盟の略称“DFB”、背面にはメーカーロゴのグラフィックが入る。

メスト・エジルのネームナンバーはこんな感じ。今回はちょっとクセのあるフォントで攻めてきた。

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Germany 2018 adidas Goal Keeper

adidasと契約する他国が半袖のGKユニフォームを発表する中、いかにもドイツらしい長袖ユニフォーム。キット自体は“adiPro 2018”がベースとなっている。背面にボーダーは入らない。

エンブレムは生地のブルーに対してホワイトの単色(モノクローム)であしらった。

パンツはやや明るめのブルーを基調。ソックスはシャツと同じダークブルー(adidasの色名はサブブルー)を基調としていて、全身ブルーの3点セットとなる。

紹介した新ユニフォームは、11日に行われるイングランド代表戦から着用する予定だ。

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