愛知製鋼のセンサ搭載野球ボール「MAQ」、藤岡社長がトップセールス

 「トップ自ら魔球(MAQ)を投じ、来るべき″変化″をも実感」―愛知製鋼は、名古屋市内で8日開幕した展示会「メッセナゴヤ2017」で、独自商品・MIセンサを搭載した「MAQ(マキュー)」を出展。藤岡高広社長がブース内でデモ投球し、スマートカンパニーの目玉商品をトップセールスした。

 MAQは、同社がミズノと共同開発した回転解析システム搭載の野球ボール。内蔵したMIセンサが、プロ野球選手クラスの高回転・球速でも正確に計測できる。

 藤岡社長は、同商品が広く野球界に普及するため自らのスポーツ能力を発揮して実演。「自動運転システムへの応用をはじめ、次世代の自動車産業にも貢献し続けたい」と語った。

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