【J2熊本】攻撃活性化、J2残留を DF三鬼

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トレーニングでパスコースを指示する三鬼海

 DF三鬼海が第39節、長崎戦に出場できなかった悔しさを、J2残留が懸かる残り2試合にぶつけようと燃えている。

 三鬼にとって長崎は2015年に在籍していた古巣。6月11日の前回対戦ではベンチ入りしたものの出場できなかった。最近はボランチとして定着しており、対戦を楽しみにしていた。

 しかし、直前の徳島戦で4枚目の警告を受け、長崎戦は出場停止。徳島戦直後の取材では、がっくり肩を落としていたのが印象的だった。

 長崎戦はスタンドから観戦した。悔しさを抑えピッチの外から両軍の攻防を見るうちに気付いた点があった。熊本は守備を重視する分、思った以上に中盤が下がり過ぎ、チャンスでゴール前に人が足りなかった。「ボランチが怖がらずに、もっと高い位置を取らないと得点につながらない」

 先発復帰した第40節、横浜C戦で三鬼は攻撃のスイッチを入れるパスを再三前線に送り、自身もゴール前に顔を出した。攻撃が活性化したロアッソのシュートはこれまでの39試合平均の倍近い17本。結果は2失点で敗北したが、“収穫”はあった。

 21位山口との勝ち点差は3に縮まった。がけっぷちで臨む2試合。J2残留をつかみ取るには、何よりも得点が必要。三鬼はじめ全員のガッツが求められている。(野島弘宣)

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