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女子レスリング・メダリストを輩出した大学学長の育成術

©株式会社沖縄タイムス社

 沖縄女性研究者の会の創立20周年記念講演会(主催・同会、共催・沖縄タイムス社)が11日、那覇市のタイムスホールであった。女子レスリングで多くのメダリストを輩出した至学館大学の谷岡郁子(くにこ)学長が「わたしが描く沖縄の未来図と若者の育成」と題して講演した。

 至学館大学は、旧校名の中京女子大学時代の1989年、大学では日本初の女子レスリング部を創設。「五輪選手を育てる部をつくりたい」と学長に就任したての谷岡さんが呼び掛け人となった。

 当時の大学の部活動は、無理な練習でけがが頻発し、減量で月経が止まってしまった学生も多かったという。「自己管理能力が高く、体を壊さないトレーニングを自ら考えられる選手を育てる」と目標を立てた。女子レスリングが正式種目になった2004年のアテネ五輪以降、金メダル6人と銀メダル2人を輩出。「学生の創造力を育て、体を壊さなくても強くなれると証明できた。若者の力を信じて応援すれば、社会の発展にもつながる」と話した。

 

沖縄の未来図について語る谷岡郁子さん=11日、那覇市・タイムスホール

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