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デイゴス首位堅守 サッカー九州女子リーグ

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 サッカーの第20回九州女子リーグ1部第11戦は12日、沖縄県県内で2試合を行い、リーグ1位の琉球デイゴスと同3位のヴィクサーレ沖縄FCナビィータとも勝利した。西原町民陸上競技場で行ったデイゴス―ニューウェーブ北九州レディース(福岡)は3―0でデイゴスが快勝。南風原町の黄金森公園陸上競技場であったナビィータ―柳ケ浦高校(大分)は4―0でナヴィータが完勝した。通算成績はデイゴスが7勝3分け1敗、ナビィータは7勝2分け2敗となった。次戦はデイゴスが18日午前10時から、糸満市西崎陸上競技場で東海大福岡高校、ナビィータは19日午前11時から南風原町の黄金森公園陸上競技場で同校と戦う。

◆デイゴス/後半 積極攻撃が奏功

 9月のリーグ初黒星から2カ月勝利のなかった琉球デイゴスがNW北九州を3―0で下した。前半は左右から前にボールを運ぶも、パスのずれやシュートの精度が低く得点できなかった。「縦のラインが長く(攻撃が)単調になった」(山木里恵監督)とコンパクトに締め直した後半で、DF金城恵奈の先制を皮切りに3得点。7勝3分け1敗で1部首位を守った。

 パスやシュートでつまずき無得点で終えた前半。前日に1―1で分けた柳ケ浦高戦と似た展開を振り払いたいチームは後半の前線への攻め上がりを確認し、新たにFW渡辺樹里とDF比嘉ちなつを投入した。6分、中央にいた金城恵が左サイドのMF金城奈苗からパスを受け、22~23メートルの距離がある豪快な先制のミドルシュートを決めた。「昨日は決定機を外してしまったので、確実に枠に入れることを意識した」(金城恵)。

 後半5分、DF金城愛理が中央よりやや高い位置からドリブルで仕掛けると、味方も敵も左右に広がり、空いた中央を1人で突破し、GKとの一対一を制した。38分には渡辺の右のクロスにDF伊井清乃が反応しダメ押しの3点目。金城愛は攻撃の精度に「まだ詰めが甘い」とし「練習で鍛えていく」と向上を図る。

 18日のホーム戦を含め、残りは3試合。山木監督は「一つも負けられない。やるべきことをやって失点を少なく、対人で強くいく」とリーグ最終盤を迎える。(石井恭子)

◆柳ケ浦高に4―0/ナビィータ完勝

 10本のシュートを放つなど、ヴィクサーレ沖縄FCナビィータが終始攻撃し続けた。両サイドを広く使ったパスがつながり、加えてFWジョバーニャ・カンポスは個人技でゴールをこじ開けた。守っては柳ケ浦高校のシュートを1本に抑え、4―0と圧倒した。

 開始直後からカンポスを中心に攻め上がった。13分、センターサークルでクリアボールを受けたカンポスがドリブルで駆け上がり先制。16分には、カンポスのシュートのこぼれ球に反応したMF國吉真梨子がゴールに冷静に流し込んだ。18分に再びカンポスが決め、3―0で前半を折り返した。

 後半はプレスが厳しくなった相手守備に阻まれ、苦しむ場面も。そんな中、前半途中出場のFW花城美紀が相手との駆け引きでフリーになったタイミングでMF立津雅沙絵からパスをもらう。GKと一対一の場面で一度止められるもはじかれた球に反応し、右足を振り抜き、ダメ押しの4点目となった。前日の試合でフリーの場面を外しただけに「入った瞬間ほっとした」と表情が緩んだ。

 大学を卒業し、今年加入した花城。得点を期待されているポジションでゴールへの思いはひとしおだ。「積極的に貪欲にゴールを狙いたい」と意気込んだ。(屋嘉部長将)

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