マツダに納入の神鋼不適切製品、銅製品・アルミ合金棒除き安全性確認

 自動車大手マツダは10日、神戸製鋼から納入された不適切製品について、直接購入分のすべての安全性を確認したと発表した。間接購入分についても銅製品とアルミ合金棒を除いて確認が取れた。

 先月20日時点でアルミ板の直接購入分のみ確認が取れていたが、10日時点では直接購入分では鉄粉で改ざんされていない素材を使用していると確認。前回公表では確認が進んでいなかった間接購入分についてもアルミ板、鉄粉、アルミ押出、ターゲット材、銅管、鋼線などを確認した。

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