「阿蘇援農」東海大に最高賞 農水省の大学生アワード

©株式会社熊本日日新聞社

「食と農林漁業大学生アワード」で日本一に輝いた東海大農学部「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」の学生(中央の4人)ら=14日、熊本市

 食と農林漁業を通じて地域再生に取り組む大学生を表彰する「食と農林漁業大学生アワード2017」(農林水産省主催)で、東海大農学部の「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」が最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。14日、熊本市東区の同大で報告会があった。

 同プロジェクトは、2008年に農学部生約10人でスタート。阿蘇地域を中心とする県内の農家に出向き、イチゴやアスパラガスの定植、管理などを手伝ってきた。

 熊本地震で継続が危ぶまれたが、人手不足に悩む農家の支援に向け、昨年7月に活動を再開。メンバーは現在160人に増え、活動範囲も熊本市や菊池郡市などに広がった。

 報告会では、書類選考と今月上旬の活動発表審査を経て、全国30団体の中から選ばれたことを紹介。荒木朋洋・九州キャンパス長は「地震を乗り越え、地域に貢献するプロジェクトで頑張ってくれた」とたたえた。

 リーダーで応用植物科学科3年の藤川志津香さんは「地震で農業をやめようかと悩んでいた方が、『どんどんうちに来てくれ』と元気になったのがうれしかった」と話していた。(植山茂)

あなたにおすすめ