【きらり女性・信越地区の鉄鋼関連企業】〈藤田金屬・総務部総務チーム課長補、今井理恵氏〉

女性活躍のけん引役、後進続く働き方目指す

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 採用(新卒、中途)や人事管理、社内報、ホームページ管理と幅広く活躍する今井理恵総務部総務チーム課長補。最近では社内の女性活躍に向けて女性総合職の座談会の企画を担当。事務職の人事考課や、新人採用担当者の教育を担う。

 経理で入社し審査チーム、経営企画室、総務を経て現職。2003年に総合職に転換した。

 採用活動で配慮する部分は「なるべく多くの学生に会社を知ってもらうこと」。学生やキャリアセンターの方と接点を持てる場所にはとにかく足を運ぶ。そこで会社を「いかに伝えるか」。昨今の採用市場は「売り手市場」で企業の採用戦略・手法が多様になっている。今夏は3種類のインターンシップを開催。地元企業3社合同で4日間かけて企業を学ぶもの、自社単独で5日間と1日のものを開催した。できるだけ多くの学生に周知した。

藤田金屬総務部総務チーム課長補・今井理恵氏

 学生に藤田金屬の魅力をどのようにアプローチしていくか。「この会社で働きたいと思ってもらえるか。」が重要で、心掛ける部分は学生一人ひとりに寄り添うこと。どのような価値観や考えをもっているのか。会話を繰り返しながら、距離感を見極めながら進めること。「人」に対しての仕事なので、「丁寧さ」を大切している。

 家では母親としての顔も。「家族との時間と働く時間はしっかりと線引きしている。平日は実母に子供を見てもらうことも多いが、家事を効率よく進め子供との時間をできるだけつくっている」という。

 女性座談会を通じて「仕事や悩み、立ち位置は別々だが、それを語り共有できたのは良かった。女性が働きやすくなるために考えるきっかけになれば」。

 開催の意義を小笠原竜一総務部総務チームリーダーは語る。「メッセージを拾い、新しいロールモデルになって欲しい。それがメンバー、会社側の使命」。

 上司から

 ▽小笠原チームリーダー「本部で4カ所の部署を経験したゼネラリスト。知見を後輩に伝え育成に活用してもらいたい。働きやすい会社になるようたくさん提案し、実現してほしい」

 今後の抱負

 「女性総合職メンバー各人が女性活躍を引っ張っている自覚を持っている。後進が続くような働き方をしたい。今後責任を与えられるチャンスがあれば積極的に受け入れたい」