元虎ゴメス、元Gオビスポはドミニカでプレー、各国WLで奮闘のお馴染み助っ人

楽天・アマダ―はメキシコのウインターリーグに出場【写真:荒川祐史】

メキシコWLにはベタンコート、アマダーらも参加

 NPBやメジャーリーグは今季の全日程が終了したが、世界を見渡せば、現在も熱戦が繰り広げられている舞台がある。各国で行われているウインターリーグ(WL)もその一つだ。

 メジャーリーグやNPBで戦いを終えた選手たちも参加しており、参加者には日本で馴染みのある選手も多い。ここでは現在、DeNAの乙坂智外野手らが活躍しているメキシコをはじめ、ドミニカ共和国、ベネズエラのウインターリーグに参加しているNPB“お馴染み助っ人”を見てみたい。

【メキシコ】
〇ユニエスキー・ベタンコート(アギラス・デ・メヒカリ)
2014年にオリックスに加入したが18試合の出場のみでシーズン途中に退団した。現在、35歳。現地21日までの10試合で打率.237、0本塁打、2打点となっている。

〇ジャフェット・アマダー(チャロス・デ・ハリスコ)
2016年から楽天でプレー。2シーズンで打率.242、32本塁打、84打点を記録した。ウインターリーグではここ10試合で打率.143、1本塁打、4打点となっている。

〇アガスティン・ムリーヨ(チャロス・デ・ハリスコ)
2015年途中に楽天に加入したが、9試合の出場のみで退団。打率.313、0本塁打、1打点の成績だった。ここ10試合では打率.258、1本塁打、5打点となっている。

〇ミゲル・メヒア(ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ)
2015年に西武に入団したが、4登板で防御率14.73という成績に終わった。ここ10試合では0勝0敗、防御率0.93となっている。

〇バーバロ・カニザレス(ヤキス・デ・オブレゴン)
2014年から3シーズン、ソフトバンクに所属。通算38試合で打率.259、1本塁打、8打点だった。37歳のベテランはここ10試合で打率.111、0本塁打、1打点となっている。

ドミニカWLではオビスポらがプレー、ベネズエラWLではモスコーソも登板

【ドミニカ共和国】
〇ウィルフィン・オビスポ(エストレージャス・オリエンタレス)
巨人、日本ハムで通算4シーズンプレーし、32登板で8勝4敗、2ホールド、防御率4.13だった。ここ10試合では0勝0敗、7セーブ、防御率0.96となっている。

〇アレクシス・キャンデラリオ(エストレージャス・オリエンタレス)
今季西武でプレーしたが1試合の登板にとどまり、0勝1敗、防御率21.00だった。ここまで6試合に登板し、2勝1敗、防御率4.79となっている。

〇マウロ・ゴメス(レオネス・デル・エスコヒード)
2014年から阪神で3シーズンプレー。通算425試合で打率.270、65本塁打、260打点をマークした。ここ10試合では打率.214、0本塁打、1打点となっている。

〇フランク・ガルセス(トロス・デル・エステ)
今季西武でプレー。18登板で2勝2敗、防御率6.39だった。ここまで5試合に登板し、0勝0敗、防御率1.69となっている。

〇ラウル・バルデス(トロス・デル・エステ)
中日で2015年から3シーズンプレー。通算65登板で17勝24敗、防御率3.49の成績を収めた。ここまでは5試合に登板し、0勝3敗、防御率2.73となっている。

【ベネズエラ】
〇ロムロ・サンチェス(アギラス・デル・スリア)
2011年に楽天に所属。通算15登板で0勝2敗、防御率4.96の成績だった。ここ10試合では0勝1敗、防御率4.70となっている。

〇フェリペ・ポーリーノ(ブラボス・デ・マルガリータ)
2016年途中から西武でプレー。9登板で0勝6敗、防御率4.70だった。ここ10試合では1勝2敗、1セーブ、防御率6.75となっている。

〇ウィンストン・アブレイユ(カリベス・デ・アンソアテギ)
2008年にロッテでプレー。20登板で1勝2敗6ホールド、防御率3.32だった。ここまで4試合に登板し、0勝1敗、防御率13.50となっている。

〇ギジェルモ・モスコーソ
2014年から3シーズン、DeNAに所属。通算52登板で17勝22敗2ホールド、防御率4.27の成績だった。ここ10試合では2勝1敗、防御率1.45となっている。

(Full-Count編集部)

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