大規模災害時の下水道復旧支援へ 川崎市が災害協力協定

 川崎市は20日、大地震など災害時における下水道の復旧支援協力に関する協定を、全国上下水道コンサルタント協会関東支部と結んだ。

 協定は、災害復旧事業費を財務省に要求する際の資料作成でコンサルタントの協力が必要なため。菅伸彦・同支部長=写真左=と協定締結した金子正典・上下水道事業管理者=同右=は、「これまでも都市間連携や地元企業との協定を行ってきたが、昨年の熊本地震での支援の経験を踏まえ、締結させてもらった。早期の復旧に力を貸していただきたい」とあいさつした。

 24日には、災害時に下水管の被害状況をテレビカメラで調査できる日本下水道管路管理業協会(長谷川健司会長)とも協定を締結する。

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