今季、ルイス・エンリケの後任としてエルネスト・バルベルデ監督を招聘したバルセロナ。
ここでは、『Squawka』による「バルベルデ監督のもとで低下してしまったバルセロナの選手たち」を見てみよう。
なお、元記事配信からやや時間が経過しているので、復調してきている選手も?
FW:ルイス・スアレス
彼の調子の急激な落ち込みの原因は、怪我にあると考えている者が多い。
だが、“急降下”はちゃんと評価されてはいない。それはブラックマンデーにおける株式市場のようなものだ。
素晴らしかったフェルナンド・トーレスもひどいことになったが、それは長い期間を経たものだった。それに、トーレスがスアレスほどよかったことは一度もない。
スアレスは世界最高のストライカーだったが、今やジョークのように見える。
それはバルベルデが“偽9番”システムにおいて、彼をウィングフォワードとして起用しようとしたことによる部分があるのは確かだ。とはいえ、今の彼は“9番”に戻ってもひどいプレーをするだろう。
MF:イヴァン・ラキティッチ
昨季序盤は苦しんだラキティッチだが、最後には復調してみせた。
宿敵レアル・マドリーを打ち破ったクラシコで決めた強烈な一撃は、偉大なる選手への復活を証明する完璧なものだった。
バルベルデはこれを生かしてくれると期待されていたが、ラキティッチは今季のほうがより悪くなっているように見える。
空回りと臆病さが交錯しており、シンプルなパスが出せなかったことに、リオネル・メッシは試合中にあきらかな不満を見せた。
彼はまだ29歳だが、もう後戻りはできない(復活しない)ように見える。
FW:パコ・アルカセル
昨季のパコはかなり悪かったので、さらに落ち込むのは難しいのでは?と言う者がいるかもしれない。だが、彼は本当にそれほどひどかったのか?
プレーした際にはポストに嫌われたり、GKのミラクルセーブにあうなどひどく不運だった。
さらに、シーズンが進むにつれて劇的な改善を見せた。特にエル・クラシコやコパ・デル・レイ決勝では見事なプレーも見せ、チームも勝利を収めたのだ。
だが、今季はルイス・スアレスが苦戦するなかバルサはゴールを渇望しているにもかかわらず、パコはそれを決めることができていない。