俵山迂回路、一部解消へ 西原村鳥子地区

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 熊本地震で被災し、昨年末に開通した熊本県道熊本高森線の俵山ルート(西原村-南阿蘇村、約10キロ)は、西原村鳥子地区の回り道が12月、本線の橋の復旧などにより解消される。11日から3日間ほどの道路切り替え工事後に開通する。工事中、俵山トンネル一帯が通行止めとなる。

 国土交通省熊本復興事務所によると、本線が開通するのは俵山トンネルを西原村側に抜けてからの約2・3キロ区間。被災した扇の坂橋と、すすきの原橋が復旧し、上部構の架け替えが必要な俵山大橋は隣に架けた工事用の仮橋を通る。

 同区間の回り道は急傾斜や急カーブが多い村道で、渋滞や積雪期の事故が懸念されていた。本線が復旧すれば、スムーズで安全な通行が可能になるという。距離の短縮は約0・5キロ。

 工事のため12月11日午前0時から、俵山トンネル一帯が通行止めとなる。俵山を登る村道(4トン以上は離合困難)が迂回[うかい]路となる。工期は約3日の予定だが天候などで変わる。

 俵山ルートは、西原村の大切畑地区と桑鶴大橋の回り道が残る。熊本復興事務所は「本線復旧の時期は未定だが、工事を急ぐ」としている。(堀江利雅)

(2017年11月25日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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