街に息づく熊八の“魂”3日まで市中心部で「ウオーク」

平野さん(左端)の案内でアート作品を鑑賞しながら、油屋熊八の功績をたどる参加者たち=別府市元町

 別府観光の礎を築いた油屋熊八。その功績や街の歴史をたどる「油屋熊八ウオーク」が12月3日までの毎日、別府市中心部で開かれている。

 27日のウオークには、立命館アジア太平洋大学(APU)で日本語を学ぶ留学生ら約20人が課外授業の一環で参加。別府八湯ウオーク達人ガイド部会の平野芳弘さん(同市)が案内役を務めた。

 まずは開催中(12月24日まで)の芸術祭「西野達in別府」の作品の一つで、JR別府駅前の熊八像を仮設物で取り囲みホテルのような空間にした「油屋ホテル」を見学。ぶらぶらと歩きながら、路地裏に突如現れる他の作品を鑑賞した。

 戦後間もなく開館した別府ブルーバード劇場では熊八の功績を紹介する映像を見た。今は使われなくなった共同温泉など、街の移り変わりも肌で感じた。

 べトナム出身の留学生タナラックチョック・ムックターパーさん(18)は「使われていない建物に作品が飾っていて面白い。古い街の中に新しさがあって、街の元気を感じた」と話した。

<メモ>

 ウオークは毎日午後4時にJR別府駅前を出発する。前日までの予約が必要。参加費は800円。問い合わせは平野資料館(TEL0977・23・4748)。

©有限会社大分合同新聞社

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