飲酒運転許さぬ、登別の事故現場で大型検問

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 登別市内で先月発生した、酒気帯び運転による歩行者死亡事故を受け1日、室蘭市内では青山剛市長らが出席しての飲酒運転根絶総決起集会が開かれたほか、登別市若山町の事故現場近くでは、室蘭署による夜間の大型検問が行われ、飲酒運転による悲劇が再発しないように目を光らせた。

◆―― 室蘭では総決起集会

 「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」が施行され1日で丸2年が経過した。しかし、同署管内では11月27日深夜、登別市若山町で、酒気を帯びた男の車に、青の横断歩道を渡っていた専門学校生の森口修平さん(19)=同町3=がはねられ死亡しており、啓発活動は緊張感が高まった。

 室蘭市の中島商店会コンソーシアムでは、室蘭市交通安全推進協議会(会長・青山剛市長、19団体)が飲酒運転根絶総決起集会を開催。約80人が集まった。

 あいさつに立った青山市長は「一口でもアルコールを口にしたら、絶対に運転しない、させない―という啓発が必要だ。皆さんとしっかり取り組む」と厳しい決意を示し、参加者に協力を求めた。出席者は「飲酒運転を絶対にしません、させません、許しません」と宣言。その後、街頭啓発を行い、ポケットティッシュとマスクのセット200部を道行く市民や飲食店の店主や客に配布し、交通安全を訴えた。

 警察庁の主導する「全国一斉飲酒運転取り締まり」に合わせ、室蘭署の飲酒運転の取り締まりも行われた。登別市若山町の飲酒運転での死亡事故現場付近で署員17人態勢で実施。通行車両のドライバーに運転免許証の提示を求め、呼気検査で飲酒の有無を調べていた。同署の川本利哉地域・交通官は「飲酒運転を予防するためにも、取り締まりを徹底していく」と力を込めた。 (林帆南)

【写真=飲酒運転を取り締まった大型検問(上)=1日午後9時40分ごろ、登別市若山町、啓発活動への協力を求めた飲酒運転根絶総決起集会(下)=1日午後6時半ごろ、室蘭市中島町】