選挙行こう、若者訴え 小中高生「ポスター」表彰

 相模原市明るい選挙推進協議会(倉田邦雄会長)などが主催する「明るい選挙推進大会」が2日、同市中央区のあじさい会館で開かれた。昨年からスタートした18歳選挙権を若年層にも強く意識させる作品も目立つ「明るい選挙啓発ポスター」の入賞者が表彰され、推進協議会委員に感謝状が贈られたほか、市立共和中学校合唱部による歌声が披露された。市区選挙管理委員会との共催。

 小中高校から寄せられた約100点の応募作品のうち、小学生の部は鈴木日姫(はるひ)さん=市立串川小学校2年、中学校の部は塚本翔太さん=県立相模原中等教育学校2年=の作品がそれぞれ最優秀作品に選ばれるなど、入賞者が表彰された。

 鈴木さんの作品は妊娠中の妻と夫が子どもを連れて投票所へ足を運ぶ様子を描き「せんきょにいこう かぞくでいこう」と呼び掛け、塚本さんの作品は18歳選挙権をモチーフに「その権利 使わないの?」とずばり問うデザイン。それぞれ審査員から高く評価された。

© 株式会社神奈川新聞社